iPhoneXのマイク不良によるドックコネクタとバックパネル(ケース)交換
今回はiPhoneXのマイク不良によるドックコネクタと背面割れと筐体の変形によるバックパネル交換を行わせていただきました。
当初は落とした事により液晶が映らない状態でお持ち込みいただいたのですが、液晶の交換を行い正常に表示されるようになったもののiPhoneを落とした衝撃でケースが変形し更にマイクが使えない状態になっておりました。

- マイクの故障のせいで2分程度iPhoneを使うと勝手に再起動されてしまう
- 通話時相手の声は聞こえるが自分の声が相手に届かない
- バックパネルが割れている
- ケースが衝撃により変形している
上記の症状から筐体ケース自体の交換をしてドックコネクタを交換する事が最善策だと思いお客様にその内容をご提案させていただきました。
その内容で修理をお願いしますとおっしゃっていただいたので早速修理開始!
たまたま前日にiPhoneXのバックパネル(筐体ケース)を仕入れていたのですぐに修理を始めることができました。
仕入れていたケースが本来使用されていたケースと色が違う為その点ご了承いただき修理を進めました。

ケースの交換を行う際は基盤の取り外しを行わなければなりませんのでツンツルテンの状態に持っていきます。
基盤に関連づけられているパーツ(FaceID等の関連)が少なからずありますので基本的にはお客様がお持ち込みされた端末から全てパーツを取り替えます。

分解を行い基盤を取り外した状態がこちらです。
TAPTIC ENGINEと書かれた部分周辺のパーツを取り外していきます。
ドックコネクタを新しい物に交換して最後は元通りに部品を組み付け修理完了!

問題なく起動もしマイクの動作も正常!再起動が勝手に行われる事もなく無事修理が完了しました。
液晶も交換してケースの交換もしてマイクの修理もしてと少し修理代金が高くなってしまったので、液晶の交換代金とドックコネクタの交換代金だけいただいて今回は修理完了です。
ケースの変形やバックパネルの割れに関してはiPhoneX以外にも起こりうる症状となります。
- 通話で声が相手に届かなくなった
- バックパネルが割れてしまった
など似たような症状で困っている方は一度お声掛けくださいー!
それではiPhone修理のHICKでした!