iPhone8 水没によるタッチ操作不良の修理

iPhonr修理のHICKです。

今回はiPhone8の水没修理のご依頼がありましたので紹介させていただきます。
海に行った際に海水に使ってしまいその後タッチ操作ができなくなってしまったとの事でした。

早速分解!

iPhone8 水没反応
水没反応のシールが赤くなっていると水濡れしている証拠

中を確認すると水没確認のシールがあります。
確認した所しっかりと真っ赤になっているので水濡れした事がわかりますね。

こうなってくると起動不良やマイク不良、充電不良など様々な故障につながってきます。

基盤やパーツについた不純物を取り除く為、早急に基盤を取り外し洗浄を行います。

これには約1日をかけて作業します。

諸々の洗浄が完了したのち起動!

動作確認を行おうとした所タッチ操作が効かず。

iPhone8液晶 バーコードのようなものが
うっすらとバーコードのような物が見える

よーく見てみるとうっすらとバーコードのような物が見えるのがわかります。

この状態は液晶が壊れた際によく見かける症状です。

おそらく水没により液晶が壊れてしまったのでしょう。

画面の交換を行います。

iPhone8 水没修理

交換後動作の確認を行い問題なく動作。

ここから1時間程度動作の様子を見て特別問題がなかった為、修理完了です。

iPhone7から防水機能が備わったとはいえ完全防水ではありません。
水没するときはしちゃうものです。

そこからの対応も大事です。

水に濡れた後、少しでもおかしな点があれば早急に修理へ出されることをお勧めいたします。

海水や川の水、ジュース等不純物が多く含まれるもので濡れた際は特に注意が必要です。
不純物が多ければ電気が通りやすくなってしまいます。そのまま使用すると基盤がショートし使用すらできなくなる可能性があるからです。

iPhone7やiPhone8、iPhoneXなどが水没してしまった場合は防水機能を過信せず一度修理店に出されてみる事をお勧めいたします。

それではiPhone修理のHICKでした!